かいのわのこと

ABOUT US

INTRODUCTION

ものづくりと向き合うなかで
貝がおしえてくれたことがあります。
それは自然の流れに抗わず、身を委ねること。 自分に正直に、
心や身体が求める方向へ歩みを進めること。
穏やかな海のなかで、
貝が本来のうつくしさを育むように
心地よいと感じる場所が、
その人らしさを輝かせるから。
こうして、私たちがたどり着いたのが
「かいのわ」であり、浜比嘉島です。

人と人、人と自然をつなぐもの。 かいのわを通して、人と自然とが出逢い、
つながるきっかけになりますように。

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STORY1 人
作家 川初 真
貝ってきれいだなって、素直に思ったんです。

貝のうつくしさに気づいたのは2008年頃。 ダイビングのインストラクターをしていたころに 拾った夜光貝を磨いてみたのがきっかけでした。

モノづくりの経験はなかったから、すべてが試行錯誤。 穴を開けてみよう、次は割ってみよう…

そうしてようやくできたはじめての指輪は、いびつだったけれど、 今までに見たことのないほど、うつくしいものでした。

ひとつひとつ違う個性を持った貝と、
正面から向き合うものづくり

かいのわのものづくりに、ルールや「型」はありません。 貝がどんな表情(模様)を見せるのかは磨いてみないとわからないから。

「どこをどう残せば一番きれいだろう?」 貝と向き合い、対話を繰り返していく。

思わぬ模様との出会いに、 どんな形にすれば貝の魅力が活きるのか、答えが見つからず、 手を止めることもあります。 だけれど、一番大切にしているのがこの対話の時間。

ゆっくりと時間をかけて対話を重ね、 ようやく貝が心をひらいたとき、 魅せてくれるその輝きには、いつだって驚きと発見があります。

その幸せな瞬間を求めて、今日も僕は貝と向き合うのです。

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STORY2 自然
穏やかな海で育まれた 夜光貝と高瀬貝
ゴツゴツとした貝が秘める、緻密な輝き

かいのわの素材は、あたたかい海で育まれた夜光貝と高瀬貝。

ゴツゴツとしたその表面を削っていくと、 隠れていた真珠層が顔を出してくれます。 3年間でたった7センチ。 時間をかけてゆっくりと大きくなるこの貝は、 他の貝類と比べても真珠層が緻密で美しい光沢を放ちます。

貝が秘めるこの輝きは、 ゆっくりと時間をかけてうみだされた、自然からの贈り物。

貝がつくりだしたうつくしさをそのままに

光の加減や、見る角度によって、 色んな輝きを魅せてくれる貝は、 そのままでも十分うつくしい。

貝がもつ本来の姿を、ストレートに伝えたいから。

だからかいのわの装身具は、余分な装飾はせず、 できるだけシンプルにつくっています。 貝のうつくしさに敬意を込めて。

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STORY3 人と自然
自然豊かな島 浜比嘉島
自然と人とが調和する場所

工房は、浜比嘉島という、人口500人あまりの小さな島にあります。

ほんの20年ほど前までは船でしか渡ることのできなかったこの島にあるのは、 人々のあたたかなつながりと、素朴な自然の風景。

島の行事に参加したり。家の屋上から満天の星を眺めたり。 目の前にある穏やかな海で泳いだり…

そんな島に流れる時間に身をおきながら、そしてその時間を大切にしながら、 私たちはものづくりをしています。

貝がおしえてくれたのは、
自然体で過ごすこと。

無理に着飾ることなく、自然体でいること。 それは、ものづくりを通して貝から学んだことです。

島での暮らしはとてもシンプルだけれど、 あたたかな人と自然に支えられて、毎日が幸せに満ち溢れてます。 貝が自ずと手に入れた、その輝きのように。

集落のなかにあるちいさな工房は、わかりづらい場所だけれど、 ここへ足を踏み入れることで、少しでも島の空気や、 私たちの暮らしを感じてもらえたら嬉しいです。

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