かいのわ・ema 展 ”海と陸の出会うところ”
NEWS
2024/09/09
こんにちは
今年の残暑は殊更厳しいですが、お元気でいらっしゃいますか?
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この度、私たちの作品を取り扱っていただいている「ARCHI」(神奈川県葉山町)さんにて、今週14日(土)から23日(日)「かいのわ・ema 展」を開催することとなりました。
15日(日)には、我々夫婦も浜比嘉島を飛び出し、葉山に参ります。
1日在廊しますので、三連休の中日、お忙しいこととは思いますが、皆様にお会いできること、楽しみにしております。
1日在廊しますので、三連休の中日、お忙しいこととは思いますが、皆様にお会いできること、楽しみにしております。
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今回は、ARCHIさんからご提案いただいた、ネイティブアメリカン思想の「地」から着想するデザインを、海から生まれる夜光貝で表現するという、大地と海の融合を表現した作品たちを中心に、沖縄で活躍する陶芸・造形作家emaさんの作品と共にご紹介します。
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emaさんが作り出す、柔らかで穏やかなフォルムのオブジェや花器、器、そして動物たちは、表情だけでなく質感も愛おしい作品たち。
ARCHIさんの素敵な空間で、自然と共存する心地よいひとときをお楽しみください。
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かいのわ・ema 展
“海と陸の出会うところ”
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Sep 14 Sat – Sep 23 Mon
11am – 6pm
at ARCHI Atelier
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沖縄の海で太陽と月のエネルギーを沢山吸収し、ミルキーでありながら碧の光彩を放ち、”癒し、浄化”などを石言葉にもつ夜光貝から創られる“かいのわ“
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沖縄の大地からジャーカル、マージを採取し、籾殻で作られた透明油とサトウキビ釉で焼き上げ生まれた“ema“
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私達が記憶する遠い過去の断片のような
夜光貝の輝きと
大地が内包する癒しの力
この2つが最高な相性となって
葉山ARCHI にて人との繋がりを持ちます
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皆さまのご来場をお待ちしております。
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会場 ARCHI Atelier
神奈川県三浦郡葉山町長柄 326-23
046-884-9608
逗子駅から2番の葉山(山回り)行きバスに乗り、「長柄橋」下車徒歩5分。
駐車場は2台のみとなりますので、空きがない場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
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*ema*
1983年茨城県生まれ
2007年沖縄県立芸術大学卒業
内なる感覚との対話からうまれる造形作家として、沖縄を拠点に制作
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自然の中に身体を委ねると、言葉ではなく心で会話をし、飾ることの無いありのままの自分でいられる・・・。
自然は子供の頃の私にとって、そんな居場所でした。裸足で土の上を歩いてみたり、苔の上に寝そべってみたり、土や植物で絵の具を作って描いてみたり・・・。
一人で黙々と遊ぶのが好きな子供時代でした。陶芸は私にとって、そんな子供時代同様に肌で感じ、言葉にはできないことを形にし、自然や他者と繋がっていくコミュニケーションのひとつなのかもしれません。
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沖縄に移住してから21年、沖縄の自然の中の水や土や植物が解き放つエネルギーは、私の制作の糧になっています。自然が生み出す豊かな表現はとても真似できないものですが、その表現を自身の解釈で、自身の表現へと変化させながら制作する。それは、自然や他者と繋がり、自身が豊かになることにつながっています。そして美しいものだけではなく、心痛む歴史や人が生み出し続ける現代の問題にも目を向けることで、陽があれば陰もあり、その中で共存し今があることを、制作する中で感じさせてもらっています。